大好きなキミへ
「じゃ、自分からね?
髪が短い人でー」



「俺はショートカットの子」


そういえば、付き合ってきた子達
全員ショートカットだな。



「やっぱ男子ってショートカット
好きだよねぇ。
なんで?」


何でって言われてもタジタジ。


「ま、いっか。
いつも明るくて面白い人!」


いいんだ・・・。


「いつも明るくて俺から見て
可愛い子」


「何それ。
可愛い子とか沢山いるしっ!」



逆ギレされてんだけど。


たしかに可愛い子いるけどさー。


「可愛い子が好きなのかぁ。」


・・・。めっちゃ声大きいよ?



「誰の話をしてるんですか?
日菜さん?」


あちゃー。先生に聞かれちゃったよ。


どーするんだ?


「先生が可愛いって話してたんだよ?
ね、拓真?パチッ♪」


そう言って可愛いくウインクする
日菜。


可愛いっ/////っじゃなくてっ!!!


俺まで巻き込むなっ!!



「あらっ、日菜さん♪
お世辞が上手いのね♪
だけど、ちゃんと授業も聞いてね?」



え・・・?



いいの?



「はぁい!わかりましたー♪」



ハァ。のんきすぎる。


「拓真、良かったねっ
怒られなかったよ!」


キラキラした目で見んなっ////


「あ、あぁ。
良かったな。」






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