大好きなキミへ
ー授業後ー


「日菜ちゃーん!
拓真と何話してたの!?
てか、先生の扱い上手すぎ」


少々呆れ気味の歩さん。


言うまでもない。


だって、先生を説得させたのだから。



「えー?普通だよー♪
でも、内容は秘密♡
ね、拓真♪」



ドキッ。 ドキドキドキ。


な、なんなんだよっ。


心臓がすげぇ動いてるっ。



「拓真ー?
どしたの?元気ないけど。
笑ってるのが一番だって!ニコッ」



あぁ、分かった。



ドキドキの正体は恋か。



俺は日菜に恋したんだ。







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