forever.+*:゚+。.☆
「…い!おい!!憂香!!」
「りゅ…せい…?」
隆誠の声が聞こえて、気が緩んでしまった
意識が遠のく。
隆誠がいてくれてよかった。
たとえ、時間が限られていたとしてもあなたと出会えて本当に良かった
でも、これからあたしは隆誠と出会ったことを後悔する日がくる。
でもこの時のあたしは自分の事で精一杯で隆誠のこと、何一つ理解できていなかったんだ。
隆誠が時折見せていたあの悲しそうな、何かを諦めたような顔。
あたしがもっと早く気づいていたら、あの事件は起こらなくてすんだのかな?
でも、そんなことを今のあたしは知る由もなかった。