forever.+*:゚+。.☆


時刻は午前3時を過ぎて、それでも隆誠は帰ってこなくてあたしはひとりで眠りについた



それからしばらくたって玄関のオートロックが解除される音が聞こえて目が覚めた



「隆誠、おかえり」



「あぁ、起こしちまったか。悪いな」



うっすらと目を開けると血にまみれた隆誠がいた



あたしが飛び起きるとびっくりした隆誠が



「まだ早いから寝てろ」



と声をかけた



でも、あたしはそれどころじゃなくて



「隆誠、血が…怪我してるの?」



「あぁ、ちょっとな。でもそんなたいしたことねぇから気にすんな」



「たいしたことあるよ…そんなに血がでてるのに…喧嘩したの?」



「まぁな。今回は相手がちょっとやばかっただけだ」



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