らぶ ゆう!(毎週土曜は絶対更新!)

男達はすぐに走り去っていった。


「ユズリ!?どうしたんだよ!大丈夫か!?」


トウヤが驚いたように私に駆け寄る。


「アサミ………達が………」


震えていてうまく声に出せなかった。


トウヤはごめんと私に謝って、静かに寄り添ってくれた。


「初デート、こんなんになっちゃってごめんね」


そう言うと、小さく首を横に振るトウヤ。


「大丈夫!まだまだ今日は長い!楽しもうぜ!」
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