恋に一番近くて遠い君~another story~
買い物を済ませて私達は陸玖の家に戻った。


「ほい!とりあえず飲み物な!」


と、陽生がコンビニのビニール袋からそれぞれ選んだ飲み物を出した。



「ありがとうごさいます、親友君。」



「いいって!ていうかその親友君って言うのやめない?俺の事は陽生でいいよ。」



「え......あ、はい。は、陽生君?」


「ははっ、何で最後疑問形なんだよ。あと敬語も禁止な。」



「あ、はい。じゃなくて、うん。」



「ぷはっ、面白れぇな。これからよろしくな、美海。」



「あ、う、うん。」


< 27 / 59 >

この作品をシェア

pagetop