恋に一番近くて遠い君~another story~
あ、美海完全に固まってる.....。

てか聞こえなかったかな?大きな声で言った方なんだけどな.....。





「せんせ〜い!陸玖ならしっかりしてるからいいと思いますよ!」




聞こえてないと思いもう一度言う。




お願いします!
先生!OKを出してください!


心の中で全力で祈る。




「そうねぇ、全然決まらなそうだしそうしましょ!」




はい!決まり〜!
美海、頑張ってね〜!


陸玖の方を少し見ると







機嫌悪そうに座っていた。




ありゃー機嫌の悪い陸玖は本当に怖いからね。


後で説得しよう....、めんどくさいけど。



「じゃああとは班決めね。」

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