恋に一番近くて遠い君~another story~
「......っ、分かったよ。」



と、陸玖は言った。顔を赤くしながら。



私にはそんな顔しないのにね。
分かりやすすぎだよ。


美海もなんで気づかないの?.....って


美海を見ると顔がものすごく青ざめていた。まさか誤解した?




陸玖が私の事見てるわけないのに。
そろそろ付き合ってもらわないと見てるだけの人は辛いのに。




なんて人のせいにして自分が悪いのに。
もし伝えたら3人でいられないかもしれない。


そうやって怯えたまま。私はどうせ弱い人間なんだ.....。



ねぇ?どうしたらいい?


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