恋に一番近くて遠い君~another story~
このままだと終わりそうにないな...。
とりあえず止めよう。


「はいはい、二人ともイチャイチャするのはいいけどもう少し静かにしてくれない?」




毎日のように見ている二人のプチ言い争いを沖縄でも見なきゃいけないのかと思うと呆れてきた。




「どこをどう見たらイチャイチャしてるように見えるの!?」


美海が反論する。


「どこをって見たとおりよ。」


自分達は気づいてないかもだけど傍からみればもうプチ夫婦喧嘩みたいで...。



「美海は相変わらず声が大きいな...。」



陸玖が耳を抑えながら言う。




「なっ、陸玖のせいでしょ!?」



「はぁ?俺は思ったことをそのまま言っただけだろ。」



陸玖の隣では二人の言い合いを見て笑い続けている陽生がいる。


あれは笑いすぎて死んじゃうよ.....。


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