ずっと、傍にいてよねっ!
「留守だった」
早く言え、と急かす浅葱に俺はそっけなく答えた。
「でも、多分家の中にいる」
美緒が付け足す。
「「…え?」」
気付かなかった。
「物音がしたの」
ってことは、中にいてチャイムが鳴り続けているのに関わらず、玄関に出なかったってことか。
早く言え、と急かす浅葱に俺はそっけなく答えた。
「でも、多分家の中にいる」
美緒が付け足す。
「「…え?」」
気付かなかった。
「物音がしたの」
ってことは、中にいてチャイムが鳴り続けているのに関わらず、玄関に出なかったってことか。