ずっと、傍にいてよねっ!
 4人の間にしばらくの沈黙が続いて、浅葱が口を開いた。



 「お前、昨日俺たちが来た時…ここにいたのか?」




 バレ、てる……?



 「なんのこ「とぼけんな。」



 今度は私の言葉が遮られてしまった。



 「…っ。いたけど、何よ。」



 「何で、出てくれなかったんだよ…。」



 雄大が小さな声で言った。
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