ずっと、傍にいてよねっ!
 「俺は、何のために、菜緒の近くにいたんだ!」




 『私はもう一人でも寂しくないから、平気だから。』





 俺は、なんでこんなに泣いてるんだ。




 何がしたくて菜緒と笑ってたんだ。



 俺は、なんでこんなに悲しくなってるんだ。



 
 「全然、平気じゃねぇよ。




 俺は!




 ……っ!





    俺が! 





    全然、平気じゃないんだよっ!!」

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