ずっと、傍にいてよねっ!
 「ウチの親、人を家に上げるの嫌がるんだ。」



 「そうなんだ……。ごめんなさい。」



 
 別に謝ることじゃないけどさ、と浅葱は言った。




 薄暗い階段を上っていくと、上にほんのり明かりがあった。




 「どうぞ。」



 浅葱がドアをあけてくれた。




 「お邪魔します……。」



 
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