ずっと、傍にいてよねっ!
 口いっぱいに広がるチーズの味。






 甘いスポンジ。





 砂糖の味。





 独りで誕生日を祝うのなんて、もう慣れたな…。





 なんて言ったって、もう5回目のぼっち誕生日。




 
 誰かに祝ってもらうなんて、私の中ではあり得ないことになっていた。





 私に向かって「おめでとう」って、自分で言うのが当たり前になっていた。
< 316 / 364 >

この作品をシェア

pagetop