あの日のページ。
「おっもっ…!箱ありすぎ!!」
私は今旦那がいて息子もいる3人家族の母親✩結城 美鶴✩(ゆうきみつる)
子供が生まれて落ち着いてきたから3人で引っ越した。
今はダンボールの山積みになってる自分たちの私物を箱から出して整理している。
「ん、なにこれ?」
私は箱の中の本を手にとった。
「あ………。」
裏表紙には美鶴と書かれていて
表紙にmemoryと書かれていた。
日付は◯年◯月◯日~となっていて
これは私が高校生時代に書いた日記だろう。
それをパラパラとめくっていると日記の後ろの方のページが1部破れていた。