まだ、心の準備できてません!
◇癒し系男子と大人のオトコ


白いベッドの上で、あなたの手が、私が纏う布を一枚ずつ剥ぎ取っていく。

それはさながら、プレゼントのラッピングを剥がすように、丁寧に。


そうして現れた白い素肌に、紅い花を咲かせていくあなたは、私に挑発的で艶かしい視線を向けて問い掛けた。

「心の準備は出来てるか?」と。


答えは簡単だ。

だって、私はもうすでに──。





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