【連載】王子様に甘いkissを。
今日は珍しく朝起きるのが早かった



なんかみんなに怪しまれそう



いつもなら走って行くのに今日はゆっくり学校へ行く



「爽快…」



「夏羽?」



「はい?」



途中声をかけられ後ろを向くと



「隼人!?」



「よっ。」



「家ここらなんだ。」



「まあ…俺ら家近いかもな。」



まさかここで会うとは




そして周りの視線が痛い



「夏羽さ、俺らが同じ高校って知らなかっただろ?」



「…その通りです。」



「俺は知ってたのにな。」



「そうですか…ありがとうです。」



「ほんと、おもしれぇ。あ…遅刻しそうだから行くぞ。」



「えっ?」



自然と繋がれた手と手



不意打ちだからかドキドキした



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