【完】CHESS-WHITE or BLACK-(誤字脱字加筆修正中P194まで修正完了済)
「うっ……た、だいま………っ!」
なんか、嬉しくて涙が出てきた
「莉琉さん泣かないでくださいよ!」
「俺たちずっと待ってました!」
「ずっと、信じてましたよ!莉琉さん!」
「莉琉さんがいなくてすっごく寂しかった!」
下っ端くんたちが一人一人声を上げる
全て、優しくて温かい言葉
どうして?
どうしてみんなそんなに優しいの?
「ふっ…うぅ~……皆、あり、がとうっ!」
一番手前にいた渉に抱きついた
「ちょ、莉琉さん?!///」
照れている渉
私は渉の服に涙を染み込ませていく
「私は皆を置いて消えたんだよ?
それなのに皆どうして……」
私の言葉に被せていった渉
「莉琉さん、それは違いますよ。
俺らは皆莉琉さんを信じてるんです。
たとえ、莉琉さんが俺達を捨てても」
優しく微笑んでいる渉