【完】CHESS-WHITE or BLACK-(誤字脱字加筆修正中P194まで修正完了済)






空気がピリピリしてる学校についた


優羅が車から降り、私も降りようとすると


ーピタッ


優羅がドアの前で止まるから降りれない


「…優羅?」


「……莉琉。あいつらいるけどいいか?」


あいつら?


まさか……千歳と刃?


「……うん。大丈夫だよ」


嫌だけど…降りないとね


「俺の手を掴んどけ」


私に手を差し延べる優羅


私はそれに少し微笑んで手を取る


「…よぉ~、莉琉」


「………哀はどうしたんだよ?!」


千歳は
気持ち悪い笑みを浮かべて挨拶をしてきた


そして、刃は…
このとおり感情的になっていた


「……あぁ、あいつ?
あいつなら俺らの家の前に
放ったらかして来たけど?」


流斗がめんどくさそうに言った


「おい、哀と話さなかったのか?!」


私を睨んでくる刃


「まぁまぁ、刃も落ち着きなよ~。
哀に怒られるぜ~」


千歳が刃をなだめる


あぁ、なんてうざいんだろう


というか哀に怒られるってどういうこと?









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