【完】CHESS-WHITE or BLACK-(誤字脱字加筆修正中P194まで修正完了済)
バタバタと足音がする
あー、やっと来た
「っ、なんのようだよ」
「すこし、お話をしない?」
「お前なんかと話すことなんてねぇよ~?」
何故か刃がずっと黙っていた
「刃はどうなの?」
ビクッと肩がはねた刃
ふーん、なにかあるんだ
「お、れは…」
顔が青ざめている刃
これ、プレッシャーがやばいよね
哀たちからと帝都たちからの視線が
ーパンっ!
私は手を叩いた
みんなの視線は私に向けられた
別に助けたわけじゃないよ?
ただたんに可哀想だっただけ
「ねぇ、哀たちが今会いたい人物って誰?」
わたしは手をおろして首を傾げる
まぁ、それを誰だか知ってるけどね
「っ、そんなの決まってるだろ!」
「だよね。真だよね?」
ニッコリと笑って言った