【完】CHESS-WHITE or BLACK-(誤字脱字加筆修正中P194まで修正完了済)





「いいよ、別に」


冷たく返す莉琉


はぁ……こりゃ、時間がかかるな


俺が言ったって行動に移さないし


もう、無理だな


はぁ………めんどくせ


ーコトッ


俺の目の前にコーヒーが置かれた


「あぁ、さん………」


げっ………


俺にコーヒーを持ってきたのは一条だった


なんで、こいつが…


「………莉琉に触んな」


一条は俺にそう言ってきた


……………少し、頭に来た


「俺が何しようがお前には関係ないだろ?」


そう言ってコーヒーをの………


「げほっ、げほっ!」


「ちょ、智也?!大丈夫?!」


俺の背中をさする莉琉


こんの、クソ野郎!


コーヒーに砂糖入れやがったな?!


あいつ……!ゆるさない!


俺は莉琉の手を離してキッチンに向かった


「おい、帝都」


「なんだよ?忙しいのに」


「俺のコーヒーに砂糖入ってんだけど」


「はぁ?!」


目を見開いてこっちを見てくる












< 238 / 311 >

この作品をシェア

pagetop