【完】CHESS-WHITE or BLACK-(誤字脱字加筆修正中P194まで修正完了済)
「いいよ、別に」
冷たく返す莉琉
はぁ……こりゃ、時間がかかるな
俺が言ったって行動に移さないし
もう、無理だな
はぁ………めんどくせ
ーコトッ
俺の目の前にコーヒーが置かれた
「あぁ、さん………」
げっ………
俺にコーヒーを持ってきたのは一条だった
なんで、こいつが…
「………莉琉に触んな」
一条は俺にそう言ってきた
……………少し、頭に来た
「俺が何しようがお前には関係ないだろ?」
そう言ってコーヒーをの………
「げほっ、げほっ!」
「ちょ、智也?!大丈夫?!」
俺の背中をさする莉琉
こんの、クソ野郎!
コーヒーに砂糖入れやがったな?!
あいつ……!ゆるさない!
俺は莉琉の手を離してキッチンに向かった
「おい、帝都」
「なんだよ?忙しいのに」
「俺のコーヒーに砂糖入ってんだけど」
「はぁ?!」
目を見開いてこっちを見てくる