ひと夏の救い

「うるさいわね!いい加減にしなさいよ!」

ガタッと音を立てて立ち上がり、怒鳴った。
クラスの人たちはシーンと静まる。

はぁ、大声出してまた体力ダウン。
全く、静かにしなさいよね。余計に疲れるじゃない!

そのまま静かに椅子に座り直る。
座った瞬間波が高くなるように眠気が襲って来た。

私はそれに身を任せて眠りに着いた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

気が付くと、また起こされていた。

今度はよく分からない30~40くらいのおばさんだった。
時間が経つのって早いなぁ。
とか思ってると気付いた。
このおばさん顔が赤いけど誰だろう。
そう思う疑問は次の言葉で解決された。

< 2 / 145 >

この作品をシェア

pagetop