パンジーの花

「あけるか?」
「えっ。」

ピアス。またピアスに視線が集まる。
開けたいけど、やっぱり。

「痛い?」
「全然。」

とは言えど、やっぱり痛みが気になるもので。ピアスなんて開けたことない私はやっぱり怖がってしまう。学校は穴はあいてても大丈夫なのだけど。
開けるなら、俺がやる。そう言って、ナオトくんは進路変更して、少し早足になった。
ナオトくんが向かった先は、商店街の隅に運営しているピアスショップだった。
店員さんの、いらっしゃいませ。の声をか聞く。
ナオトくんが店員さんに何かを話して、
お会計をすると、それを私に差し出した。

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