パンジーの花
仲間
四月が過ぎて、セミが鳴き始めた7月。
あれから四人でよく話すようになって、
放課にしゃべったり、柴田くんはお昼に来て、四人でご飯を食べながら喋った。
この四人がもう私のグループだった。
最初とは大違いで、今ではもう大事な友達だ。
「あのさ白川。」
「なに、瀬川くん。」
「今度、マサキとナツキ連れて、海でもいかねぇ?」
放課に瀬川くんが問いかけてきた。私は唸りながらも、ちょっとナツキに聞いてみるね、と席を立つ。
「ナツキー」
「なに、ユリ。私は眠いの。」
「瀬川くんがさ、柴田くんもいれて海いかない?って。」
「海!?いく!!」
気だるそうなナツキに聞くと、目を輝かせて私を見る。ナツキそんなに海に行きたいの。と少し苦笑いしてしまう。
それを瀬川くんに伝えると、マサキにも聞くと言って教室を出た。
あれはもう、授業にも帰ってこないな。
なんて瀬川くんに慣れてきた私。
あれから四人でよく話すようになって、
放課にしゃべったり、柴田くんはお昼に来て、四人でご飯を食べながら喋った。
この四人がもう私のグループだった。
最初とは大違いで、今ではもう大事な友達だ。
「あのさ白川。」
「なに、瀬川くん。」
「今度、マサキとナツキ連れて、海でもいかねぇ?」
放課に瀬川くんが問いかけてきた。私は唸りながらも、ちょっとナツキに聞いてみるね、と席を立つ。
「ナツキー」
「なに、ユリ。私は眠いの。」
「瀬川くんがさ、柴田くんもいれて海いかない?って。」
「海!?いく!!」
気だるそうなナツキに聞くと、目を輝かせて私を見る。ナツキそんなに海に行きたいの。と少し苦笑いしてしまう。
それを瀬川くんに伝えると、マサキにも聞くと言って教室を出た。
あれはもう、授業にも帰ってこないな。
なんて瀬川くんに慣れてきた私。