ヒスイ巫女2
ガラー
突如ドアが開いた。
「「きゃー」」
2人は悲鳴をあげた。
「2人とも俺だ。俺、陸だ。」
その言葉を聞いた途端緋音は
「ぎゃー」
再び悲鳴をあげた。
「おい、なんで悲鳴だよ俺見て。」
「お兄ちゃんちょっとかがんで」
ヒスイは身長が小さいのでかがんでくれないと頭に触れられない。
陸はかがみヒスイは頭に触れた。そしてヒスイの手から白色の光が光った。
光るのが終わった所陸が顔を赤らめた。
その様子を見てヒスイは緋音にも同じ事をする。
緋音も顔を赤らめた。
2人とも下を向いて黙っている。
ヒスイが2人にかけた力は自分の記憶を見せる力
つまり陸にはさっき聞いた緋音の話を緋音には陸が言ってた一目惚れの話をみせた。
「相思相愛だね二人は」
ヒスイが意地悪に笑った。
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