ヒスイ巫女2
「ねぇ母さん私どうすればいいのかな」
空を見ながら問いかける
楼宮で唯一の好きな場所
でもそこには孤独感で溢れている。
一緒にいたい人がいないから・・・
ヒスイの後ろで足音が聞こえた。
「やっぱりここにいた。」
その声の主は蛍であった。
「蛍?どうしたの?」
とてもすっとぼけたように聞いた。
「どうしたのってお前が心配で来たんだよ」
頭をくしゃっとかく
これは蛍が恥ずかしがっている時の癖
蒼が昔教えてくれた。
蛍がヒスイの肩を持ち座るように促した。
少しヒスイの足元がふらついていたからだ。
そしてヒスイの背中に蛍があわせた。
2人の体温がお互いに伝わる。
「スイってさ昔全然笑わなかったよな。
なのになんで急に笑えるようになったんだ?」
世間話のつもりで昔からの疑問を聞いた
「・・・蒼が悲しみを消してくれた。」
「なっ!」
黒の力は制御が難しくヘタをしたら相手も自分も消滅させてしまう危険なちからだ。
初めて聞いた事実にさすがに驚いた。
「・・・スイ」
後ろ向きに座っていた蛍がヒスイのと目を合わせるように座った。
ヒスイの目をしっかりと見る
ヒスイも蛍と目を逸らさない
蛍がヒスイの頭を支えた。
そして息があたるほど近くに近寄られた。
「兄さんが黒の力持ってるって事は俺も持ってる知ってるよな。」
ヒスイは頷かない。
ただ蛍の目をみていたる
「お前が今笑えないのは悲しみのせいだ。」
蒼が死にヒスイにかけていた力が解除された。
だからこそヒスイから悲しみが溢れ涙がこぼれていた。
「俺なら兄さんと同じ力を使う事ができる」
ヒスイと蛍の額が合わさった
これは蒼がヒスイに力をかけた時と同じ事
「お前の悲しみの感情を消すでも兄貴の事を思い出せば悲しみが戻ってしまう」
ヒスイは悲しみの感情がなくなってもいいと思っていた。
こんな悲しい気持ちがいらないと思っていたからだ。
「だからヒスイと兄さんの記憶を消す。」
蛍は黒色の光を出しヒスイから記憶を消そうとした。
だが刹那ヒスイの額からも黒色の光が光った。
ヒスイは蛍を怒ったように押し出した。
ムーブメント
「ちょっヒスイ!」
蛍もヒスイと同じようにムーブメントを使おうとする。
だけど違和感に気づいた。
「力が無くなってる」
空を見ながら問いかける
楼宮で唯一の好きな場所
でもそこには孤独感で溢れている。
一緒にいたい人がいないから・・・
ヒスイの後ろで足音が聞こえた。
「やっぱりここにいた。」
その声の主は蛍であった。
「蛍?どうしたの?」
とてもすっとぼけたように聞いた。
「どうしたのってお前が心配で来たんだよ」
頭をくしゃっとかく
これは蛍が恥ずかしがっている時の癖
蒼が昔教えてくれた。
蛍がヒスイの肩を持ち座るように促した。
少しヒスイの足元がふらついていたからだ。
そしてヒスイの背中に蛍があわせた。
2人の体温がお互いに伝わる。
「スイってさ昔全然笑わなかったよな。
なのになんで急に笑えるようになったんだ?」
世間話のつもりで昔からの疑問を聞いた
「・・・蒼が悲しみを消してくれた。」
「なっ!」
黒の力は制御が難しくヘタをしたら相手も自分も消滅させてしまう危険なちからだ。
初めて聞いた事実にさすがに驚いた。
「・・・スイ」
後ろ向きに座っていた蛍がヒスイのと目を合わせるように座った。
ヒスイの目をしっかりと見る
ヒスイも蛍と目を逸らさない
蛍がヒスイの頭を支えた。
そして息があたるほど近くに近寄られた。
「兄さんが黒の力持ってるって事は俺も持ってる知ってるよな。」
ヒスイは頷かない。
ただ蛍の目をみていたる
「お前が今笑えないのは悲しみのせいだ。」
蒼が死にヒスイにかけていた力が解除された。
だからこそヒスイから悲しみが溢れ涙がこぼれていた。
「俺なら兄さんと同じ力を使う事ができる」
ヒスイと蛍の額が合わさった
これは蒼がヒスイに力をかけた時と同じ事
「お前の悲しみの感情を消すでも兄貴の事を思い出せば悲しみが戻ってしまう」
ヒスイは悲しみの感情がなくなってもいいと思っていた。
こんな悲しい気持ちがいらないと思っていたからだ。
「だからヒスイと兄さんの記憶を消す。」
蛍は黒色の光を出しヒスイから記憶を消そうとした。
だが刹那ヒスイの額からも黒色の光が光った。
ヒスイは蛍を怒ったように押し出した。
ムーブメント
「ちょっヒスイ!」
蛍もヒスイと同じようにムーブメントを使おうとする。
だけど違和感に気づいた。
「力が無くなってる」