幼なじみは溺愛王子様
もう!だったら私のことなんて置いていって速く行けばいいのに!



「結翔先行っていいよ、私ゆっくり行くから」




「バァカ、心愛置いて行けるかよ。」



「えっ」



「いいよ別にゆっくりで。だから行こ」



「うん」



珍しく結翔っぽくない台詞に戸惑ったけどおいていかないでいてくれたことの方が嬉しかった。



意外とたまに優しいときがあるんだよね。



今は私の歩幅に合わせてゆっくり歩いて行ってくれてるし。







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