課長の独占欲が強すぎです。
＊＊＊
「和泉さん……？」
ふと、目が覚めた。
和泉さんの愛をたっぷり受けたあと眠りこけてしまった私は、ふいに目が覚めてベッドにひとりぼっちだと気付く。
電気をつけて見れば時計の時刻はまだ0時をまわったばかりだった。
確か眠ってしまったのが11時前くらいだから、そんなに深く寝ていなかったようだ。
和泉さんはトイレだろうか、それともダイニングで何か呑んでるのかも知れない。
そのまま寝なおそうと思ったけれど、なんとなく目が冴えてしまったので身体を起こす事にする。
なかなか戻って来ないところを見ると和泉さんはきっとダイニングだ。
私も行こうとベッドから降りたところで、私はあるものに目をとめた。
