課長の独占欲が強すぎです。
身長差カップルが大好きです……!!(激白)
今までも身長差カップル&高身長ヒーローと云うのは何度か書いてきたのですが、今回は更に『不器用でぶっきらぼうな大型男子』と云う基本(?)に立ち返ってみたところ、まあ書くののなんと楽しいことか!終始、和泉に萌えっぱなしでありました。
今回、大型男子を書くにあたってきっかけになったエピソードと云うのがありまして。まあ、ゴリラの話なんですけども(笑)
ゴリラって怪力でウッホウッホ言ってて見るからにおっかないのに、内面は凄く優しくてナイーブだそうで。怪力でうっかり小動物を傷つけてしまうと、寝込んじゃうくらい落ち込むそうです。
そのエピソードを聞いたとき「ゴリラ可愛すぎか!!」って萌えて萌えてのた打ち回りました。
いいですよね。これぞぶっきらぼう大型男子の真骨頂。
と云う訳で和泉にはそんな真骨頂をたっぷり詰め込んであります。彼は見た目はヒグマですけど中はゴリラに近い(笑)
ちょっと話がファンタジーと云うかヲタっぽくなってしまうのですが。(苦手な方はスルーして下さい)
ドラゴン♂×人間の娘っ子とか、狼人間♂×人間の娘っ子みたいな異種間カップルも実は大好きでして。
やっぱり体格差と圧倒的な力の差が萌えどころだと思うんです。一歩間違えると壊してしまい兼ねなくて、本来なら遠ざけなきゃいけない相手をそれでも好きで、自分の力を恐れながらも大事に大事に扱うって云う。
強さと臆病さと、そして絶対的な包容力ってのは異種間カップルにも大型男子の体格差カップルにも通ずる所じゃないかなって、勝手に思ってます。
昔から、それこそ神話の時代からそういう異種間カップルの物語(龍に嫁ぐ伝説とかね)があった事を考えると、女子の中には普遍的な『絶対的包容力』を求める本能があるんじゃないかなーとか勝手に妄想してます。(本能はおおげさか。好きじゃない人もいるだろうし)
と云う訳でその辺もやっぱり本作にもたっぷり詰め込んだつもりです。
おっかないと頼もしいは紙一重。だからこそ、臆病でおっかない貴方が愛しい、みたいな。
あとワイルド男子がインテリってのもいいですよね!ギャップです、ギャップ萌え。
マッチョがボタンシャツとかスーツとかカチッとした格好して眼鏡かけて本とか読んでたら、もうたまりませんね。武骨な手でちっちゃい文庫本とか繊細な栞とか扱ったりするのもいいです。
おバカな脳筋キャラも好きなんですが、今回は大人のヒーローらしく和泉には知的なマッチョになって頂きました。ちなみに彼の好きな本のジャンルは心理学とか哲学とか、あとは恋愛小説とか。人の繊細な心や思想に触れるものが好きなのです。
あとがきと云う体で好き勝手に萌え散らかしてしまいましたが、これを読んだ皆様が当作品を楽しんで頂けたら幸いに思います。
更に和泉と小夏のカップルにキュンとして頂けたらもう感無量ですし、徹底していい人を貫いた東の不憫ぶりにときめいて頂けてもメチャ嬉しいですし、有栖川栞の危うさにドキッとして頂けてもニヤリとします。
そんな訳で、この作品が皆様の楽しいひとときになればと願います。
貴重なお時間を使って当作品を読んで下さってどうもありがとうございました。
また別の作品でお会いできる事を祈っております。
桃城猫緒