ほろ苦キャラメルマキアート ~コーヒーの香りに誘われて~


「それにしてもこのカフェいつもお客さん少ないよね~」


「うるせぇな。あんたが学校行ってるときはもっと居るよ」


『余計なお世話だ』と言わんばかりの顔で言う彼。


大人な彼。


まだ高校生で子供な私。


いつも「ガキ」と言われてばっかりの私が、この人を好きなんて、


「何こっち見てんだよ」


...死んでも言えないだろうなぁ。





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