幼なじみと不器用恋愛




「は?おま、なんで泣いて…っ、って、熱のせいだよな。大丈夫か?」




郁也が心配してくれてる……



嬉しすぎて抱きつくと郁也は少し戸惑う。



「い、くや……っ」



「ちょっ、おまっ……それダメだって!」




好き。私は郁也が好きだ。




一緒にいられるだけで世界が彩って見える。


話すだけで楽しくなってくる。元気になってくる。



そしてもっと一緒にいたいって思う。もっと今まで以上の関係になりたいって思う。




< 153 / 319 >

この作品をシェア

pagetop