幼なじみと不器用恋愛




元がいい、というとこは聞き流しておく。別に良くないし。




「急に髪型変えて変に思われないかな…」



「ま、大丈夫だろ。てかおまえ、友達つくりてぇの?」




バレてる……首をすくめて肯定する。




「だって…憧れてるし……

それに、友達以前に地味だと郁也に釣り合わないじゃん。届かないかもしれないけど少しでも近い位置にいたいもん。」




通りすがる人とか女子生徒の視線を集めてしまうほどの郁也。



そんな郁也に少しでも近づけるようにいろいろ工夫したい。



< 184 / 319 >

この作品をシェア

pagetop