幼なじみと不器用恋愛




放課後になった。


帰る支度をしてると郁也が私の席までやってきた。




「おい、地味女。」



「…なに?」



私が返事すると郁也は私の机に学級日誌をおいた。



日直が今日の出来事を書くやつだ。




「俺今日、日直だったんだよね。だけどカラオケ行くから代わりに書いといてよ。」



「え、なんで私が…っ」



すると郁也はダンっと私の机に手を置いた。




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