でこぼこ恋路
4章 競技大会
森本 夏樹
俺たちのクラスでは、年の終わりにある最大行事、競技大会に向けてそれぞれの種目で練習に励んでいるところだ。
競技大会の種目は、バレー、バスケ、バドミントン、卓球、オセロ、腕相撲の6種類だけど、今年はバドミントンがないらしい。
俺の出る種目はオセロ。
地味だけど俺はそれはそれでいいと思ってる。
なぜなら────
「オセロか〜。私、負ける自信しかないや」
羽海も一緒に出るからだ。
しかもオセロは個人的に得意だからどうせやるなら優勝したい。
「羽海、どうせやんなら優勝だかんな」
競技大会の種目は、バレー、バスケ、バドミントン、卓球、オセロ、腕相撲の6種類だけど、今年はバドミントンがないらしい。
俺の出る種目はオセロ。
地味だけど俺はそれはそれでいいと思ってる。
なぜなら────
「オセロか〜。私、負ける自信しかないや」
羽海も一緒に出るからだ。
しかもオセロは個人的に得意だからどうせやるなら優勝したい。
「羽海、どうせやんなら優勝だかんな」