手の届かない存在


塾では少しずつ慣れ始めてきて友達も少し出来てきた!

私が室長先生と楽しく話をしていた時、
佐藤君が来た。

うゎ。やばい。
相変わらず怖い。

慌てて席に着こうとした時、

「お前、同じクラスの勝木だよな。」

ぇ。今なんて??
私の名前言ってたよね?!

「う、うん。」
「いや、そんな感じするよなーって思っただけけど。お前もここ通ってるんだな。しかも曜日見事に同じだし。」
「だね。てかもうすぐ体育祭だね。」
「なになにー?2人同じクラスだったのね♪♪」
そうですけどなにか!!
話してみるとそうでもないね
よかったーー!

この日から私と佐藤君は仲良くなったのでした。
そして、毎日塾でも学校でもよく喋るようになったのです。
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