同じ空の下で
【俺も空羅からメールもらってびっくりしたよ。越前から告るように言って。流綺、一生叶わない恋だと思ってるから(笑)】
【分かった。言っとく。メアドありがとね。】
【2人が付き合ったらパーティーやろうな。じゃ、バイバイ。】
【うん!バイバイ。】
あたしはさっそく洸流にメールをした。
【波瀬クンのメアドだよ。軽く挨拶したら告っちゃえ!】
【えぇ~!いきなりじゃあ、向こうも困るよ。】
【洸流なら平気だよ。】
【うん!ダメ元で告ってみる。】
【がんばれ!洸流。応援してるから。】
【うん!】
あたしは洸流と波瀬クンが付き合うことがわかってたのに、なぜか手を合わせて祈った。