同じ空の下で






(ふぇ??今何て言った??デート??)




「ねぇ、今何て言った??」







「だ~か~ら~、デ~ト~!!」







あたしは何が何だか分かんなくなっていた。





「じゃあ、ゲーセン行くか。」





「う、うん………」










ゲーセンに着いてあたし達はUFOキャッチャーの前にいる。







「何かとって欲しい物ある?」







「う~ん………これとって。」







あたしが指さいたのは、いくつかのぬいぐるみに埋もれた、ミッキーとミニーが一緒になってるやつ。






そのミッキーとミニーは離れるようになってて、もし涼介がとってくれたら、涼介がミッキーであたしがミニーを持ってるようにしようと決めた。








あまりにも取れなそうなら、諦める。








涼介はもう3000円も使っていた。










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