同じ空の下で
次の日、何事もなかったかのように4人はいつもどおり接した。
ただ1つ違うのは、4人で遊ぶ回数が増えたこと。
1週間のうちほとんど放課後になると4人でカラオケに行ったり、ゲーセンに行ったりした。
そんな楽しい毎日のなか、洸琉に言われた。
「空羅、告んなくていいの?あと1週間で行っちゃうんだよ?」
あたしは迷わず答えた。
「告るよ。土曜日に。」
「そっか。ならあたしは何も言わないから。頑張ってね。」
「うん!!」