同じ空の下で
Second Time
あたしと涼介が付き合いだしてまだ1日も経ってないけど涼介は今日から1年間アメリカに行く。
今はその見送りに行く途中。
なんて言ったら良いかずーっと考えてる。
でもなんにも思い浮かばないうちに空港に着いちゃった。
ただ、笑顔で送り出そうとは思った。
待ち合わせ場所に行くと涼介はもう来ていて流綺もいた。
洸琉はまだ来ていない。
「おはよう。」
「おはよう。」
しばしの沈黙。
そこへ洸琉も来て4人揃った。
「何時の飛行機?」
「10時5分。」