私は何を信じればいいですか?
「あっそ……。じゃ、またね」

もう会わないし!



でも、本当は嬉しかったんだ。

最近は、ずっと1人だったから。

思っていた以上に、私は寂しかったらしい。

きっとあの子だって。

そうだったんだ。

「……ごめんね、マコちゃん……」

‘‘信じてよっ、礼央ちゃん!”

謝っても、返事は返ってこないのに。

「ごめんねっ……」

身を以て体験しないと、分からない馬鹿で。

「…………ごめん」





















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