歪んだ愛の物語
電車に揺られること30分。

駅から5分ほど歩けばその高校はあった。

「明斗、私真緒のとこいくね。
またあとで!」

おーう。と返事したのを確認すると
少し背の高い女の子との所へ走る。

「まぁーおーーーーーー!!!」
  
「りん、おはよ。」

そっけないなぁ。ぶーぶー。なんて
不満を言ってみるけど、
私がこの高校に行きたいって
言ったら凛がいない高校生活なんて
考えらんないわよなーんていって
付いてきてくれた、大好きな親友。

< 6 / 18 >

この作品をシェア

pagetop