図書室でふたり。
図書副委員長に任命
朝の会議。
みんなが集まってる。
「おはようございます。」
「「おはようございます。」」
さぁ、朝の会議のはじまりはじまり〜♪
「今日は大切な話がある。」
委員長の先輩が真剣な表情で言う。
「福委員長、りなが引退する。」
「「えー?!」」
みんな驚く。
「そーゆうことなので、新しい副委員長を今決めることにします。」
副委員長かぁー…
確か委員長が指名するんだよね!
誰が指名されるのかな??
あやさんかな??
2年生でしっかりしてて
委員会もちょー頑張っているもんね!!
よし、あやさんが選ばれますよーに!
「副委員長はー………………」
「みうにやってもらう。」
…………………?
……………………え?
私?ハハハ聞き間違えでしょ?
そんなわけないもん。
「みう、聞いてるか??」
「……へ?」
ほんとに私なの………?
ありえない。こんなに記憶力ないし
個別レッスンしなきゃいけないレベル
なのに、副委員長なんてつとまるわけない
「む、無理です!」
「なぜだ?」
「だ、だ、だ、だって、私、この中で一番覚え悪いし、委員会サボりたいときあるし、まだ委員はいったばっかだし、私には副委員長はつとまりません。私は、あやさんが適任だと思います。」
「俺はみうに頼んだんだけど?」
「でもッッ……「やる気はないの?」
「ないわけじゃ……「じゃあよろしく。」
私は副委員長になりました。