【完】魅惑な藍の海の恋心色。
三木くんらしいっちゃ、らしい。
でもやっぱり罪悪感はとれなくて。
「ごめんね、本当に……。わたしに何かできること、ある?」
「……せんせいにできること?」
三木くんは驚いたように目を見開いた。
そのあとに少し色っぽく、イタズラで妖艶な微笑みで
わたしを見た。
あ、これヤバい……。
そう思っても、もう遅かった。
「きゃ……!」
「じゃあさ、せんせ? キスしてよ。……もちろん、せんせーから。」
腕をぐいっと引かれて
気づけば向かい合った状態で、わたしは三木くんの膝の上いた。
「き、す……っ!?」
「そ、キス。せんせーのこのピンクの唇で、オレの唇……奪って?」