【完】魅惑な藍の海の恋心色。
今日は日曜日
なので、何の顧問も受け持ってないわたしは家でごろごろ。
仕事は山ほどあるけど、どれも家で出来るものだからと、昨日持って帰って来た。
早速、午前中から仕事を済ませようと張り切ってたんだけど……。
「……あの子、三木くんとどういう関係だろ。」
やっぱり、三木くんのことが頭から離れなくて。
うーんうーんと悩んでいれば、昼はとっくに過ぎて2時になってて。
そこでようやく、このままじゃダメだと思った。
無理を承知で里佳子ちゃんに電話したところ、丁度漫画の打ち合わせで近くに来ていたらしく。
今こうやって、わたしの家にわざわざ出向いてくれたってとこ。
優しいよね、里佳子ちゃん。