【完】魅惑な藍の海の恋心色。
よって、今回選んだのはミルクティー
これはこれで好きだし、問題ない。
もし飲んでいるところを誰かに見られたとしても、別に支障はないよね。
穴にストローを差して、少しずつ飲んでいく。
やっとのことで保健室の前についた。
三菱高等学校は広いから、どこかに移動するだけでも一苦労する。
――ガラララララ...
扉を開けば、ちゃんと整理整頓をされているピカピカのデスクと、開いたカーテンの奥にある真っ白なベッドが視界に入る。
ふわふわしてる、柔らかそう。
体調の悪い人が休むためのベッドの数は、合計で4つ。
その内の一つだけ、カーテンが閉められていて
集会中にでも体調が悪くなった人が、そこで寝てるのかなーと思った。