エンドワールド
そこには、例の招待状と共に1セットの革製の手袋と両手剣が一本、そして薄手のインナーが2枚おいてあった。
「うわぁ...。龍我こんな趣味あったんだぁ...。」
そういいながら招待状を手に取る。
「別に、俺が頼んだわけじゃねーよ。」
俺の弁解を可憐にスルーし、琴里は招待状を読み上げる。
「なになに...?鬼灯 龍我様へ...エンドワールドへの入国が認められました!?」
「っ!?なんだよ?急に大声出して...。」
「はぁ!?あんたエンドワールド知らないの!?あんた、毎日引きこもってゲームばかりしてるからこんなこともわからないのよ!!」
「その嘘臭いエンドワールドとか言うのがどーかしたのかよ?まさかお前信じてんのかよwww」
「信じるも何も、今、学校ではエンドワールドの話でもちきりなんだから!!」
「なに?お前いきたいの?」
琴里は目を輝かせて頷いた。
「じゃあ、それやるから行ってこいよ。」
俺は、そんな面倒な事に首を突っ込む気はもっとうない。のだが...,。
「何言ってるの?あんたも行くに決まってるじゃない。」

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