公園であいましょう
「そ、そうかな、、、。」
「うん。なんか委員長と図書はきっても切り離せないというか、、、。」
「う、うん。本好きだから。」
「だよな、さすが委員長。」
なんだか照れくさい。
「ところで佐倉くんは、何の仕事をしているの?」
そうだ、私は制服じゃないけど、まあ事務っぽい服を着ているが
彼はいつもカジュアルな服装だ。学生なんだろうか?
「えっ 俺?」
佐倉くんはびっくりしたような顔でこちらを見る。
なぜ?なぜゆえに、そんなびっくり顔なんだろう?わずかに固まってるし。
「佐倉くん、進学したんだっけ?」
「いや、してないよ。」
(へっ? じゃあなんで、なんの仕事?)
「あー、俺。今、学生なんだ。」
「えっ、今、進学してないって、、、。」
「あー、うん。一回就職したんだけど、やっぱり勉強したいなって、、、。」
(そっか、だからこんな昼間から、こんなところにいるんだ)