公園であいましょう
「逢って、しゃべったり、買い物したり、遊びにいったり、愛し合ったり、、、。」
「、、、あっ、、。」
と言ったきりかたまる私に、待田さんはまた首をかしげると、
「別にふつうのおつきあいだと思うけど、桂木さんはちがうの?」
と聞いてきた。
「いや、違うというか、なんというか、、、。」
「彼氏いるんだ。いくつ?」
「高校の同級生だけど、彼氏というか、、、。」
「片思い?」
「う、うん。そうかもしれない。」
「なんか、モタついてそうだけど、恋してるんだ。」
そういわれて、やっぱり頬が熱くなった。
「そのう、、、恋してると、そのことで頭がいっぱいになって、
仕事とか生活がおろそかになりませんか?」
恥ずかしき持ちをぐっとおさえ
私は、昼間から考えていたことを、待田さんに話した。