公園であいましょう

   「翔太もいいわよね。」


 真島さんが寄ってきて、コツンと俺の頭をたたいた。



   「うーん、クリスマス、全然時間とれない?」



 俺はこそっと真島さんに聞く。



   『何? なんの用よ。」

   「ちょっとだけでいいんんだ。」

   「なんですか、翔太さん!女ですか!」



 君平くん、うるさい。


 真島さんがじっと俺を見た。



   「翔太、わかってると思うけど、、、。」

   「はいはい、わかってますよ。」


 
 俺はすばやく立ち上がると、



   「ちょっとトイレ、、、。」




 と言いつつ、部屋を出た。
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