公園であいましょう

 それを聞いた岩間さんは
 はずしていた視線をこちらに向けてフッと笑うと



   「彼女に聞いてみるよ。
    今日はこれで、、、、。」



 と立ち上がった。

 これ以上話しても無駄だろう。

 城山さんもそう判断したのか、慌てて立ち上がる

 俺は、ぎゅっと拳をにぎりしめたまま立ち上がり
 去って行く岩間さんにむかって頭をさげた。
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